GOINGKOBE'06 日本最大級のチャリティミュージックフェス

実行委員長挨拶

謹啓 平素はひとかたならぬ御愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

今回で3回目の開催となったGOING KOBE'07はご存知の通り昨年から開催地を変え、
趣旨に強くご賛同頂いた神戸夙川学院大学様とタッグを組み開催する事となりました。
思い起こせば昨年の年末に某協力者の紹介で本学の小野田教授に出会い、
全てはそこから始まりました。
様々な騒音やイベントの趣向などの問題点で本年の開催を
断念しかけていた頃でもありました。
GOING KOBEの趣旨など熱く思いを告げると、その場で賛同して頂き、
学生の為にもこのイベントを通じて震災の事やイベントの運営に携わり、
色んな事を体験させたいと教授からのお言葉を頂き、
年を開けた1月から準備が始まりました。
毎年通り資金面などの問題は抱えつつ何とか無事開催の絵が浮かんできた4月末日GOING KOBE史上最大の壁が立ちはだかりました。
「会場変更」です。騒音などの様々な問題点が解決出来ず野外での音だしが不可能になり、まさかの会場探しが開催1ヶ月前に始まります。
寝ずの1週間が続き、大学の教員の皆様もご協力頂き神戸市中の土地を探しました。
思い起こすのも嫌なぐらい不安で会場も見つからずまま5月の連休に入り、正直もう開催中止の決断に迫られました。
そんな連休のとある日に奇跡の一報が入ります。
ワールド記念ホールの5月27日に押さえられていた催し物が移動していただけるという軌跡が起こります。
慌てて会場に行き、その場で決定したのは開催の3週間前でした。
そこからは準備や会場変更のアナウンスなどの前向きな業務に追われます。
本来この様な大きな会場の場合、半年はかかる準備期間を3週間で行うという無謀な状況もイベントに携わって頂けるての皆さんが不眠不休で進めて頂き委員会一同も開催に向け奮闘した結果、天候にも恵まれ、規模、動員数、募金総額ともに昨年より上回ったものを提供する事が出来ました。
全てが感動の連続で開場前からの長蛇の列、そして開演と同時に涙が込み上げて、終演時には過去味わった事の無いぐらいの感動がそこにはありました。
そして会場のスタッフや観客の一体感は過去最高でした。
ただ、昨年よりも準備期間が短かった為に、多くの方にご協力頂いたにも関わらず、反省点を同時に残すものとなりました。
このチャリティーイベントに関わる我々実行委員全員に反省すべき課題があり、その責任の重さをあらためて確認した所存です。
これを機に、新しい執行体制のもと様々な課題を盛り込みつつ新たにスタートをきりたいと思っております。
このチャリティーイベントの火を消さないよう、皆様のご理解とより一層のご協力、ご支援を宜しくお願い申し上げます。 最後になりましたが、ご多忙の中、ご来場頂きました多くの皆さまに御礼申し上げます。 またチャリティーイベント GOING KOBE'07にご賛同頂きました企業様、出演者、スタッフ、ボランティア、関わって下さった皆さまに重ね重ね御礼申し上げます。
本当に有難う御座いました。
次年度以降も神戸から被災地のロック魂を全国へ届ける為に誠心誠意尽力致します。

平成19年6月吉日

GOING KOBE'07 実行委員長 松原 裕